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【韓国】仁川空港での自動出入国審査システム(SES)の利用対象が拡大|日本国籍も利用可能に(12/1〜)

 

仁川空港では、2025年12月1日から、韓国の自動出入国審査システム「SES(Smart Entry Service)」の利用対象が拡大され、日本国籍の渡航者も新たに利用できるようになりました。これにより、条件を満たした旅行者は有人カウンターに並ぶことなく、自動化ゲートを利用した入国・出国が可能になります。近年、韓国では訪問者数の増加に伴い、入国審査の混雑が課題となっていましたが、今回の制度拡大により外国人旅行者の利便性の向上が図られます。

【SES(自動出入国審査システム)とは】
事前に生体情報を登録した外国人旅行者が、パスポートと顔認証・指紋認証を使って自動化ゲートを通過できる仕組みです。出入国審査官との対面手続きが不要となるため、空港での待ち時間短縮が期待されています。これまでは一部の国籍に限られていましたが、2025年12月からは日本国籍の旅行者も対象となりました。
なお、現在は仁川国際空港での試験運用となっており、金浦空港は対象外です。
※2025年12月時点

【利用対象と登録条件】
満17歳以上の成人で、観光や短期滞在を目的に韓国を訪れる場合に利用できます。
オンラインでの事前登録は行われておらず、初回の韓国入国時に登録センターで生体情報を登録する必要があります。
登録は有人審査レーンを利用するか、入国フロア内に設置された登録センターで行われます。
一度登録を完了すれば、次回以降の入国・出国時には追加手続きなしでSESを利用可能です。

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